おすすめエッセイと詩集
お松≫≫
こんにちは♪
本日ついに、関東甲信地方も梅雨明けをして、
久しぶりに気持ちよーく晴れた空に幸せを感じる今日この頃です。
さて!そんな今回のテーマは、「エッセイと詩集」です。
普段は小説ばかり手にしてしまいがちな私ですが、
これを機に、いくつか読んでみたいと思いました*
それでは、ご覧ください。
皆さんこんにちは、いしなべです。 私は普段、作者の方に出版のプランのご提案などをしています。 今回は私がオススメの作品を紹介させていただきます!
さて肝心の読書はというと主にエッセイや詩集が好きでよく読みます。 一口にエッセイ、詩集というと形式も作品によって大きく違い、読者は作品の中でそれぞれ作者の人生を垣間見ることができます。失敗談や自慢話、楽しかったことや辛かったことをひっくるめて、新しい視点で物事を見ることができると私は思います。エッセイや詩集は一文一文を自分の人生と重ねたり、時には参考にしたりと人生の実践的な教科書です!
というわけで今回は勝手ながら「一度読んだら忘れられない、エッセイ・詩集」を2作品ご紹介したいと思います。
『光と風の旅苞』
絵:長縄 眞住 文:長縄 美紀子(2015/10 文芸社)
こちらの作品はご夫婦の合作で、作中ではお二人がこれまでに足を運ばれた世界各国の風景とその地での思い出がイラストとメッセージでつづられています。 柔らかなタッチが特徴のイラストと寄り添うような奥様のコメントが本作の最大の特徴です。普通の詩画集では作画の技法などに目が行きがちですが、本作の焦点はご夫婦の想い出です。その場所・その瞬間にしかなかった想い出が切り取られており、お二人にしか作ることのできないオンリーワンの作品だと感じます。
ちなみに表紙の雪景色はお二人がドイツに行かれた時の作品です。奥様のコメントではその時の気温はなんと氷点下13度とのこと!かなり寒く過酷な環境だと思いますが、温かみのあるピンクと黄色の建物と幻想的な風景とコメントが当時の楽しさを伝えてくれています。旅の行く先に迷われているあなた! こちらの作品の中で気になった風景を見に、旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
『KNOW WHERE』
塩飽 雅彦(2012/10 文芸社)
突然ですが、皆さんはご自身の生きる理由について考えられたことはありますか? 本作は作者の塩飽氏が世界60か国を旅する中で『自分が生きる理由』に真摯に向き合った写真詩集です。
もともと私は自然(特に山)が好きでした。なので上司にこの本を薦められた時には何気なくぱらぱらとページをめくり、綺麗なフルカラーの写真に目を奪われました。
そして作品を読み進めるうちに本作のもう一つの魅力気づきました。それは「生きる理由」を自問自答しているかのように見えて、いつの間にか読者にも理由を考えさせる、問題提起をしているという点、作者の生きることに対する強烈な問いかけです。
作品のあとがきでは、作者の塩飽氏が27歳に敢行した登山で命を落とされたこと、その後にご両親・ご友人の協力を得て書籍化に至った経緯が明かされます。 私は作品の中で多くの方にメッセージを伝え、生き続けるという一つの答えが示されているように感じました。
2作品ともエネルギッシュで美しい作品です。 今では私のお気に入りの作品で、デスクに常備してあります。 興味のある方はぜひ一度手に取ってみてください!
余談ですが、エッセイ・詩集は執筆の発端も「自分の足跡をまとめたい」、「日常の記録として」「ただただ、書きたい」などなど人によりけりです。エッセイの執筆は作者にとって結果的に自分が普段気づかなかった新しい価値観に出会ったり、ストレス発散になったり、作者自身に与える効用もあるようです。これをきっかけにぜひ皆さんも一作品生み出してみてはいかがでしょうか。もしかしたら新しい自分が見つかるかもしれません…。 以上です!
釣り
お松≫≫
こんにちは。
まだ梅雨も明けておりませんが、30度を超える暑い日が増えてきましたね!
熱中症など対策は万全ですか?
そんな今回は、暑い日々を「涼しく」乗り切るためにぜひおすすめしたい、
「釣り」に関する書籍をご紹介します。
それでは、ご覧ください。
140年の観測史上はじめてとなる、8日連続の猛暑日を記録した昨年夏東京。うだるような熱風に音をあげるほかない。頭からは湯気が立ち昇り、うしろを歩く人に蜃気楼を見せていたことだろう。 心身を正常に保とうと自律神経が働き、頭いっぱいに涼やかな渓谷の像が投影される。そんな夢うつつの状態で我が社の書架から選んだ数冊は、すべて釣りにまつわるものだった。気づけば、そのうち2冊はやはり「渓流モノ」である。
『渓流に岩魚を追って』
香村 努(2008/1 文芸社)
透徹な渓にザブリと半身つかる気分で本を開く。麗しい流線型をした渓流魚を愛する作者らしく、どのページも美文に満ちている。期待どおりの心地よさ。岩魚釣りの極意は、相手に存在を悟られぬことだ。ゆえに釣り人はおのずと自然界に同化し取り込まれようとする。無駄な動きを省き、呼吸を整え――まるで禅のよう。その静けさに体感気温が2℃下がる。
『岩魚釣りの旅礼賛』
岡村 親宜(2004/9 文芸社)
心の洗滌という位置づけで岩魚釣りをはじめた弁護士による作品。先述の一作と異なるのは、徹底的に源流域だけを攻めつづける姿勢か。誰も辿りつけぬ秘境に棲む岩魚に出会うために、釣り糸を垂れる時間よりもはるか長い時間をかけて山を歩く。おとなの冒険的要素にゾクゾクし体感気温はさらに2℃下がる。
『新訳 老人と海』
著者:E・ヘミングウェイ 訳者:宮永 重良(2015/4 文芸社)
少し元気になり、心は一気に外洋にまで出る。ヘミングウェイ晩年の世界的名著『老人と海』を、福田恆存訳の新潮文庫版でも小川高義訳の光文社文庫版でもなく、「新訳」と謳う当社発行の野心作で愉しむのだ。手前味噌でなんだけど、カバーはこれがいちばん恰好いい。ヘミングウェイへのリスペクトが前面に出ている。加えて、自身船乗りという訳者が描くディテールは鮮やかだ。少々興奮して体温が上昇したことで発汗し、気化熱により外気が冷えて感じる。よしよし。
かくして私が選んだ夏の3冊は、数日にわたり健康的な「涼」を提供してくれたのだった。
恋愛のヒントとなる本
お松≫≫
こんにちは。
気付けばもう7月ですね、夏ですね!
そんな今回のテーマは「恋愛」です。
私お松も、つい前のめりで読んでしまいました。。
皆さまに素敵な夏が訪れますように★
それでは、ご覧ください。
新生活がスタートし、早3ヶ月。気になる人ができた女子もいるのでは?
ランチや飲み会で、きゃっきゃとガールズトークに花を咲かせ、妄想と現実の狭間で揺れ動く女心。でも待って! 勢い余って前のめり、悲しい結果……なんてことになる前に、ぜひ読んでもらいたい「恋愛のヒントとなる本」があるのです。自分を知ることで、その恋もうまくいくかもしれませんよ。
日々、文字とにらめっこして、出会いのない私、サクがお伝えしても説得力にかけるけど、参考にしていただけたら嬉しいです。
『ハイメンテナンスな女 ローメンテナンスな女
あなたはどちらに見られていますか?』
CAWI(2010/11 文芸社)
「私が男ならすごくいい彼氏になれる!」これに、大きく頷ける女子は、ローメンテナンスな女です。多くの人間を見てきたタレントマネージャーの著者は言います。「モテることと〝容姿〟の良し悪しは一致しない。モテることと〝性格〟の良し悪しも一致しない」と。 男性からみてあなたは、
ハイメンテナンスな女(H女)=世話のやける女
ローメンテナンスな女(L女)=手間のかからない女
どちらでしょうか?
H女はどちらかというとモテ人生、L女は恋ではちょっと損してきた人生でしょう。 自分はH女かL女か、本書の診断をやってみて! そして、自分改革に取り組めば、無理そうだった恋が一気に動き出しちゃうかも!?
『SとMの恋愛法則』
ひめまる(2009/7 文芸社)
著者が考案する「SM診断」でわかるのは、自分の性格、やりがちな恋愛、そして気になる相性など、多岐にわたります。
「ヘアスタイルの変化に気づく?」「待ち合わせ場所には早めに着く?」などの質問に答えて、自分のタイプを知りましょう。なんと、8タイプにも分類されるんですよ。 どうしても、ダメ男ばかり好きになってしまう、ついつい、尽くしすぎちゃうなど、陥りがちだった行動には理由があるのです。「あ~、わかるわ~」と頷くこと必至。
大勢でも楽しめるこの本は、コミュニケーションツールとしても役に立ちます! 気になるあの人とお近づきになるために、一緒に診断してみてはいかがでしょうか?