文芸社の本おすすめ隊

本を愛する職場の仲間たちとおすすめの本を紹介!

英語を学べる本・英語を楽しめる本

  

お松≫≫
こんにちは!
梅雨の季節がやってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、最近海外ドラマにはまっております。
いつか字幕なしで楽しみたいなと夢見ている今日この頃です。。
そんな今回のテーマは「英語」!
英語が出来る方って素敵ですよね*
それでは、ご覧ください。

 

こんにちは。文芸社のやくたこです! 私は学生時代に英語を学んでいたのですが、最近は話す・書く・聞く機会も少なくなりました…。改めて「勉強し直そう!」と思っている今日この頃。私と同じ様に「英語を使える様になりたい!」「海外の人と気軽にコミュニケーションを取りたい!」などと思っている皆さんを応援する書籍を紹介します!

聞き流すだけで英語がしゃべれるか

宮川 真子(2013/10 文芸社)

聞くこと(リスニング)は出来るけれども、いざ英語で話そうとなると「何をどのようにはなしていいのか…。」「自分の英語は本当に伝わるだろうか…。」という不安から、話すこと(スピーキング)に不安を抱えている人も多いはず!私も正にその一人。本書は著者がいかにして英語を自らのものにしたのか、その経験をもとに、リスニング・スピーキング・文法とあらゆる側面から「本物の英語」を習得するための知識や考え方を伝えてくれます!著者が英語に出会い、今では通訳の仕事を請け負うまでになった過程を記した「私の英語遍歴」を読むことで、さらに英語を学ぶモチベーションがアップするはず!

1日5分であなたの英語をグレードアップ!

高本 孝子(2015/2 文芸社)

帯文に「高校・大学で学んだ英語を錆びつかせない!」 これもまた、今の私にドンピシャの書籍!1日の終わり寝る前の5分間で1レッスン。初級から上級まで計39日分のレッスンがあり、約1か月ちょっとで読むことが出来る本書。時折、身近な話題を取り上げながら、ポイントが非常に分かり易く簡潔にまとめられています!皆さんはあの有名映画のタイトル『男はつらいよ』を英語に訳すことが出来ますか!?答え合わせは、本の中で…。

英語は脳で おもてなしは心で これで世界を味方に

鈴木 健文 鈴木 美々(2015/06 文芸社)

海外旅行に行きたい!と思っていても、自らの英語力に自信が持てず、尻込みしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方々におススメしたい1冊です。本書は、主に海外での旅行や生活・ビジネスのシーンを切り取り、数多くの文例を用いながら単語のニュアンスや使用法を解説してくれます。さらに助かるのは、言語だけでなく海外でのマナーや振る舞い・心配りについても学べること!ホテルのチェックインからワインの選び方まで、海外での滞在や生活をより豊かにしてくれること間違いなし!

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創る歓び、観る悦び

  

お松≫≫
皆さまこんにちは!
5月も終わりに近づき、もうすぐ本格的に梅雨の季節がやってきますね。
そんな今回は、雨降りでも大丈夫♪
おうちで楽しめる「ハンドメイドクラフト」に関する書籍を紹介します。
それでは、ご覧ください。

 

初めまして、トネリコです。普段は原稿のチェックやコンテスト応募作品の下読みをさせていただいています。名誉ある役柄には時々プレッシャーも感じますが、それ以上に作品との出会いに支えられています。原稿をお寄せくださる皆様に感謝、感謝の毎日です。
さて、弊社への応募原稿は文章作品ばかりではありません。実用的なノウハウを紹介する作品も多く、しかも幅広いジャンルに及んでいます。様々な分野での著者様の創意工夫には驚かされますが、今回ご紹介するのは応募の段階から特にハッと目を惹かれた三作品。共通点はハンドメイドのクラフトです。いずれもアイディアや仕上がりが素晴らしいのはもちろんのこと、ページを捲っているとフツフツと創造意欲が頭をもたげてくる・・・・・・そんな二重、三重の魅力にあふれる本たちなのです。

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永遠の贈り物 wrapping assemblage art

山田 てるみ(2010/12 文芸社)

ご覧ください、この美しさ!! 丁寧に包装されたボックスや小物の組み合わせで生まれる、“額縁の中の小宇宙”とでも呼びたい空間は、静謐な空気を漂わせています。が、無生物で構成されているのにどこか温かで、確かな人の気配が感じられませんか? ラッピングデザイナーとして活躍する山田てるみさんは、「包む」ということをとても大切にしておられます。「包むとは、お母さんのお腹に赤ちゃんがいる姿を表す文字です」── なるほど、だからこんなに優しい雰囲気なのですね。
またラッピングに使われている紙にも御注目ください。ほんの少しの色の差、手ざわりの違いが微妙なニュアンスを生んでいることが分かります。中には、相応しい額縁と出会うまで5年間も寝かされていたペーパーもあるとか。素敵な紙を見つけたらちょっと何かを包んでみようか、などと考えるだけでもワクワクしてきますね。

※ 山田さんのウェブサイトはこちら → http://www.yn-color.jp/

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折り紙花かざり

市川 学(2011/2 文芸社)

こちらはグッと身近な折り紙の作り方が紹介されています。ポイントは立体感。平面の、何の変哲もない折り紙からとてもリアルで、立体的な花たちが生まれるのには感動します。その秘密はもちろん、著者の市川学さんが考案した折り方にあります。
折り紙の世界では、フォルムを表現するために「カド」を出すことが重要だとか。しかし花の場合は「花びら」、すなわち「面」をいかに効率よく出すかが大切なのだそうです。「三次元の空間に、自然な柔らかい曲面を持つ花びらを、自由自在に、重なり合うように配置したい」── この想いを胸に、新たな創作へと邁進する市川さんのクリエイティビティがギュッと詰まった一冊です。
なお市川さんは、折り紙講師としても活躍しておられます。各地の教室で受講された生徒さんのレポートや、折り紙ブロガーのサイトなどで作品の画像がウェブ上でたくさん紹介されていますので、ぜひ検索してみてください。

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メタリックデコレーション

小倉 美奈子(2010/11 文芸社)

Wow!! いったいどうやって作ったの?! と思わず二度見してしまうアートですね。それも、高齢者や障がいのある方のために開発された手芸と聞くと、二度びっくりです。
針を使わず、材料もメタリックヤーンや毛糸と、両面テープのみ。「安全で手軽」の極みとも言える「メタリックデコレーション」は、小倉美奈子さんの介護現場での経験から生まれました。脳梗塞などの後遺症を抱えたお年寄りが、施設で「どう過ごすことが幸せなのか」「何ができるのか」を問い続け、試行錯誤を重ねたそうです。
目指したのは「なるべく自力でできて、しかもあまり苦労なく、そして出来栄えがよいもの・達成感のあるもの・身近に役に立つもの・人にプレゼントして喜ばれるもの」。そんな贅沢な条件を全て兼ね備えた作品が出来上がるなんて、まさにQOLの向上にぴったりですね。「ハンディがあるからこそ、喜びが感じられたり、できないことでかえって新しい道が拓けたりすることを学びました」という小倉さんのメッセージも心に残ります。

※メタリックデコレーションの作り方や、
作品は小倉さんのサイトでもご覧になれます。→ http://beolive.sitemix.jp/  
ブログ→ http://ameblo.jp/metadeco/

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あなたへ送るエール本

 

お松≫≫
皆さまこんにちは!
新生活が始まり早くも一ヶ月が経ちましたね。
環境の変化に、少し疲れてはいませんか?
そんな今回のテーマは、「あなたへ送るエール本」です。
それでは、ご覧ください♪

 

こんにちは。オールラウンド・ぶるーむです。高校では、野球部に所属していました。 私の母校は『がばい旋風』と言われ、数年前に甲子園でも優勝したことがあります。
その母校のOBの方で、部活動等の公式戦には、学生服に裸足で何十キロもする校旗を掲げて応援に来てくれる巷で有名な応援団長がいました。その方は、ご高齢で、決して大きな体でもないのですが、雨の日も、風の強い日も大きな声で声援を送って、励ましてくれていました。
さて、今回ご紹介する本は、いろんな想いを持って作られた二つの作品をご紹介したいと思います。他の誰でもない、あなたに伝えたい。この作品を通して、エールを送りたいと思います。
『がんばれ精神ーーーー!ねばれー!きばれーー!がーんばれーーーー!』

夜明けの煌めき ―3・11その先を生きる―

桃井 嶌子(2016/3 文芸社)

東日本大震災から5年の月日が経ちました。著者曰く、『あの頃は、明るく心おだやかに暮らすことが難しく、そのような生活を取り戻せるのは遠い未来のことなのだと思っていた』とのことです。(あとがきより)
桃井さんは、現在、教師として働く傍ら、教え子の育ちや、ご自身の生活をもとに詩歌・絵画などの表現活動に力注がれています。今回は、ご自身が作られた書籍を持って、被災地を回っていきたい。という想いで、この本を作られました。想いを実際に形にされ、行動された姿に、そして、思いのこもった詩の数々に感銘を受けました。
“みなさんは、普段、自分以外のだれかのことを想ったことがありますか?”
“日々、目まぐるしく過ぎ去る時間の中で、想ったことをどれだけ形に出来ていますか?”
ぜひ、この本のように“あなたにしかできない、あなたなりのエール”を誰かに送ってみませんか?苦悩に寄り添い、生きる力を甦らせてくれる本書は、郷土を愛するすべての方に薦めたい不朽の詩集となっております。

献身

ハン スージー(2015/9 文芸社)

献身=『自分のことを顧みず、心身ともにささげるほど他のために尽くすさま』
この作品を読んだときに、一人の女性のことを思い出しました。 彼女は、親の介護のために、友達と遊ぶ時間や、恋人との時間よりも、親のために懸命に介護をしています。もっと、他に使いたい時間やお金だってあったかもしれません。 ただ、それよりも優先すべきことがあったのだと思います。
この本の中に登場する女性も、自分以外の人のために懸命に献身されてきました。 正直、このような状況の中で、これほどまでに、たくましく生きてきた女性を私は知りません。苦悩の先に残ったものとは・・・。家族愛、夫婦愛、そして親子愛とは何かを考えさせられる本作。韓国で生まれ、日本に渡り、懸命に生きた一人の女性の人生が描かれています。衝撃的な最後にも目が離せません。
今も、家族のために懸命に頑張るあなたにこの本(=エール)を贈りたい。

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