文芸社の本おすすめ隊

本を愛する職場の仲間たちとおすすめの本を紹介!

「野菜」にまつわる本

 

お松≫≫
皆さまこんにちは。
最近は台風の影響なのか少し肌寒い日が続き、
すっかり「秋」らしくなってきましたね!
そんな今回のテーマは「野菜」です。
旬の野菜を沢山味わうことで、より秋を満喫できたら素敵ですよね◎
それでは、ご覧ください!

 

こんにちは、マルクです。照りつける日差しや身を切るほどの北風、そんな暑さや寒さを感じるという当たり前なことに "生きている幸せ" を感じ、普通の日常の有難みを感じる年頃になりました。
そんな私がおススメする本は身近でありながら奥深い「野菜」にまつわる2冊です。土を耕し、種・苗を植え、太陽と雨の恵みにより、共に汗をかいて成長した魅力的な野菜。
そんな野菜たちはどんな過程を経て成長するのか、日々の食卓でどんな役割をしているのかご存知でしょうか?

ぼくの畑ってすてきでしょ

作:金井 美絵 絵:平沢 由里子(2014/01 文芸社)

土の香りを想像してください。
本書は、子供たちの目線で野菜作りの苦労や面白さは勿論、生き物や天候の新しい発見を春夏秋冬に綴ったエッセイ風絵本です。「野菜はいい土でのびのび育てると強くなるんだって」という言葉には野菜への愛情を感じます。まさに子育てと同じかなと…
都会の畑でも1年を通してたくさんの野菜ができるのです。しかも手の入れ方によってスーパーマーケットでは売っていない野菜にも出会えます。大胆なイラストと爽やかな水彩画を見ていると、畑の土を思わず触りたくなります。自然の香りを五感で感じ野菜を育てる、これこそ人類の生きる原点でしょう。

野菜を食べる88(ぱぱっ)と簡単レシピ

切明 友子 水野 菊代(2014/04 文芸社)

1日にどの位の野菜を食べればよいのでしょうか。
本書には野菜摂取の必須量はもちろん、「手軽に!」というキーワードで簡単に作れるレシピが収録されています。 家にありそうな身近な材料、でも食材の組み合わせが意外です。作ってみたい・食べさせたい・食べたい!と好奇心くすぐる斬新なアイデア満載。「イモ類とフルーツのレシピ」はチャレンジしたくなります。
「ワンポイント雑学」も知らないことばかり。一つの野菜を分割した場合、その部位によっても適切な調理法の解説例は私の自己流レシピの幅が広がっています。色とりどりの野菜売り場を歩きながら、食卓のお皿に盛られる完成形の想像力を豊かにしてくれます。

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勉強への再チャレンジに最適な本!!!

    

お松≫≫
皆さまこんにちは。
早いもので、明日から9月がスタートしますね!
そんな今回のテーマは「勉強」です。
いくつになっても、
あらゆる分野に興味関心を持ち続けていけたらと思う、今日この頃です。。
それでは、ご覧ください!

 

こんにちは、つばめ男です。
突然ですが、みなさん勉強は好きですか? 好きと答える人はなかなかいないような気がしますが、それは私自身勉強が苦手だからなのかもしれません。
そんな私ですが、社会人になってから「あれ、今日は少し勉強してもいいかも……」なんて思う日が極々稀に訪れます。思うだけで特にこれまで実行はしてこなかったのですが、今日はこの本なら簡単に・楽しく勉強できそう!という書籍をご紹介します。

化学と物理の基礎の基礎がよくわかる本 増補版

飯出 良朗(2002/06 文芸社)

化学、物理、数学――以上の三つは私を勉強嫌いにしたスリートップ教科ですが、私と同じように理系科目に対して苦手意識(あるいは憎しみ)を抱いている人も多いのではないでしょうか。 そんな人達に読んでいただきたいのが本書です。
まず、まえがきを読んでみましょう。『この本は、主として高校で化学や物理をきらいになってしまった人、あるいはきらいになりかけている人、および中学生全学年の人達を主な対象として書いてあります。……』
次に、目次を見てみましょう。『Ⅰ-1.たし算と掛け算』 ……なんか、やれる気がしませんか? 化学や物理を扱った書籍では、基礎的な数学の知識は持っていること前提に書かれているものが多いですが、この本は「基礎の基礎」である「たし算」からスタートし、誰もが躓かないような構成になっています。説明も詳しく丁寧で、これなら理系科目大嫌いの人でも勉強できそうな気がします。

なるほど!気象学 奇跡のような天気の仕組み

宮島 輝夫(2014/11 文芸社)

こちらもタイトルにある通り、気象学なんてまったく触れたことのない人が、読んだ時に思わず「なるほど」と頷いてしまうような気象学を扱った書籍です。
「梅雨」や「ゲリラ豪雨」などの身近なキーワードから、「ポロロッカ」や「テレコネクション」などの聞き慣れないキーワードまで、それぞれ見開きごとにまとめられており、さらに図や写真もたくさん使われていてとてもわかりやすいです! 
個人的には「モーニンググローリー」の項目が面白かったので、興味がある方はぜひ本書を読んでみるか調べてみてください。 全体を通して楽しく読めるので、勉強しているというような堅苦しい気持ちになることなく、気象学を学べる書籍になっています。

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子どもの目から見た「戦争」というもの

   

お松≫≫
皆さまこんにちは。
8月15日の本日は、71回目の終戦記念日です。
今回は、戦争にちなんだ書籍をご紹介します。
それでは、ご覧ください。

 

夏になると、書籍だけではなく、各メディアで「戦争」というテーマがクローズアップされる。大別するとフィクション、ノンフィクションがあるが、是非をさしこむ余地がないのがノンフィクションであろう。文芸社では多くのノンフィクション≒体験記があるが、その中でも、ある意味、もっともありのままの当時の様子と正直な想いが分かる作品を紹介したい。


「大人」たちが勝手に起こした戦争というものに巻き込まれ、「疎開」という状況に身を置かざるをえなかった「子ども」たちは何を思っていたのかがわかる。

ぼくら鏑川戦争応援団 群馬県富岡町へ
  集団疎開した王子第二国民学校の児童たち

石毛 多喜男(2014/10 文芸社)

「少国民」と言われ、兵隊ゴッコに明け暮れた日々が、食糧が乏しくなり、家や町が破壊されていくと、親元から離され「疎開」する。それは当然つらく、淋しく、不安が募ってくる。それらを救ってくれたのは疎開先・富岡の人々のやさしさと自然。大人たちの言葉を信じて、疎開という「非日常」に置かれた子どもたちの「日常」が描かれている。


上記の作品もそうだが、ここで紹介する書籍にはどれも貴重な資料、戦渦をかいくぐった写真や手紙が載っている。

いのちはどこにありますか? 
  硫黄島 父からの手紙と母のノート

宮﨑 誠(2014/3 文芸社)

昭和20年、硫黄島「方面」で、34歳という若さで戦死した父親から届いた手紙は計42通。家族の健康と無事を案ずる「父性愛」に満ち溢れた手紙を読めば、もう一度、平和を守り抜く大切さを考えさせられる。

そして、昨今、世界遺産に登録された「軍艦島」の戦中の様子は、少し意外な気がする話も含まれていた。

燃ゆる孤島 軍艦島22年間の思い出

内田 好之(2016/3 文芸社)

日本の経済発展を支えた炭鉱の島――軍艦島。石炭運搬船への魚雷攻撃、長崎への原爆投下の瞬間、朝鮮人同級生との別れ……、戦中戦後の「様子」「生活」「文化」を、島民だからこその視点で描いた貴重な体験記録。
(ペンネーム/赤ガッパ)

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