文芸社の本おすすめ隊

本を愛する職場の仲間たちとおすすめの本を紹介!

あなたの知らない偉人・歴史

 

お松≫≫
皆さまこんにちは。
最近新しい趣味を始めました、お松です。
新しいことを始めるのってとてもワクワクしますよね!
そんな今回のテーマは「あなたの知らない偉人・歴史」です。
沢山の「へえ~!」が溢れていますので、
ぜひ一度、お手に取ってみて下さい★
それでは、ご覧ください!

 

本日は私、昭男が歴史上の偉人・またみなさんが普段滅多にふれる事のない世界の歴史についてご紹介したいと思います。私の書いた文章を読んでいただいて興味をもっていただけたら幸いです。

漱石と鷗外

斎藤 明雄(2015/12 文芸社)

出版社に勤めていると、老若男女すべての人間が興味をもつ本が存在するのかと疑問に思う事が度々ある。その中でも本書がとりあげられる夏目漱石・森鴎外の書籍は誰でも一度は読んだ事があるのではないだろうか。一体、2人の物語の何が日本人の心をひきつけるのか。
著者は誰にでもわかりやすい、日常生活から解き明かしていく。時代は違うが、漱石と鴎外が同じ家に住んでいた事があった話などは、知っていそうで知らないエピソードだと思う。本書は国民的作家である漱石・鴎外に入門書としても最適であり、よめば2人の小説もよんでみたい気にさせられる筈である。

JFK CIAとベトナム戦争、そしてケネディ暗殺

著者:レロイ・フレッチャー・プラウティ 訳者:和田 一郎(2013/12 文芸社)

ミステリー小説で、探偵や刑事はこう推理する。「犯人は事件によって一番得をした人間が犯人だ」と。本書はノンフィクションであるが、このような推理の過程を書いたものである。
ペンタゴン・統合参謀本部・国防長官をつとめた著者は、権力者の哲学とは「社会と国家 を維持するものは戦争である」と喝破する。 第2次世界大戦後の戦争は最終戦争を意味し、人類の破滅を意味する。そこで登場するのがCIAである。大戦後の戦争をどうCIAがコントロールしたのか、それは戦争だけでなく暗殺も含まれ、著者は最終的に一国の最高指導者をも消してしまう集団であるという驚くべき内容が明らかにされる。
時代はうつり、冷戦も終わった。ではこの黒幕達のシナリオは終わったのだろうか。 今も一部の権力者たちが、自分達の利益のみに奔走しているとしたら、ここに書かれている内容は過去のものではないだろう。

来るべき時への始まり

北島 将志(2016/02 文芸社)

著者の主張は絶対的な正義は存在せず、あるのは一部の権力者が決めた都合の良いプロパガンダがあるだけだというものである。対立していたはずのナチスとアメリカ、ナチスとユダヤ人、それは我々が知っているものは表面的にすぎない事を著者はあばいていく。
ここに書かれている事を信じるかどうかは読者の判断にまかせたい。

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