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文芸社の本おすすめ隊

本を愛する職場の仲間たちとおすすめの本を紹介!

世界で羽ばたく文芸社の作品群

お松≫≫
こんにちは!2月も後半になり、だんだんと春が近づいてきましたね。
学生の皆さまは「春休み」があったりして、
卒業旅行など行かれる方も多いですよね!
(ちなみに私は、バリ島に行きました*)
ということで今回は、
「海外」「世界」に関する書籍を紹介していきたいと思います*
それでは、なおすけさんご紹介をお願いします!

 

入社5年目のなおすけです。刊行後のお問い合わせ窓口役として、様々な著者の方々とお話をさせていただいております。皆様がご自身の作品を大切に想われております。そこで私は、作品自身と向き合い、作品の魅力を自分なりにお伝えしたいと思います。
今回、私がご紹介させていただくのは、「世界で羽ばたく文芸社の作品群」の2冊です。どちらの作品も、その内容のやわらかさ、読みやすさは言うまでもなく、読み終えると自然に硬派な向上心をくすぐる2冊となっています。

サンクト・ペテルブルグの夜はふけて

富岡 譲二(2014/4 文芸社)

この物語では、数々の音楽・文学作品などが登場しますが、主人公である冷泉拓郎とナタリアの物語に引き込まれれば、登場する作品を知らなくてもまったく問題ありません。 逆に、何回も読んで、少しずつ映画を見てみようとかガイドブックを買って美術館巡りをしてみようとか、いろいろ広がる作品だと思います。アニメだと、作品が公開された後か同時にキャラクターが売り出されたりしますが、この本では、はまった人が古典に向かうというわけです。
物語は、「ゆっくりと静かに歩めば遠くまで行ける」(ロシア人がもっとも好きなことわざ)ということわざが重要な柱となって進行します。 政治や言葉は、実際の姿を覆い隠す「理念」という形をとって人を苦しめてきました。このことわざを声に出さずそっとつぶやくとき、他人が作った理想や理念で自分を失わずしっかり人生を歩もうとする決意を感じます。焦っているなぁと感じている人たちに是非読んでいただきたいです。だって、きっと誰もが、何かに焦らされているのだから・・・ 私は結構のんびり屋なのですが、この本を読んでさらにじっくりと人生を歩きたいと思っています。

 

『EU覇権国ドイツの驚き!リアル日常』

新城 燐(2013/9 文芸社)

「日常」と「EU覇権国」!? この言葉のギャップにドキリとして手に取った1冊です。「米軍がドイツにいるから、ドイツはロシアとの対決を気にすることなく東欧に進出できる・・・」こんな話かなぁと思うとうまい具合にその予想が裏切られ、引き込まれていきます。
内容は、もっともっと日常的で刺激的なもので、「EU覇権国に暮らすドイツ人の日常」について書かれています。結婚、離婚、性欲、女性の脱毛、同性愛、裸に対するドキッとするドイツ人の認識などコアな関心から子育て、食生活、車事情、教育・・・いろいろな興味に応えてくれるんです。さながら壁に空いた穴からドイツ人を覗いているような気分になります。 まずは目次から読みたいところを選んで、どんどん読んでいくのがいいでしょう!

【著者の新城さんが日本人に送るメッセージ】
周囲の目を気にする、気配りを大切にするという特性は今では弱さの象徴のようになっています。なぜそれらを気にするのか目的をはっきりさせれば突然強さの源泉になるのでは?

シンプルで力強いメッセージをありがとうございます!!

 
※誠に申し訳ございませんが、
ご紹介いたしました『EU覇権国ドイツの驚き!リアル日常』は、現在「絶版本」と なっております。

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