文芸社の本おすすめ隊

本を愛する職場の仲間たちとおすすめの本を紹介!

地元・熊本をこよなく愛する私が紹介する“熊本の人の本”

お松≫≫
こんにちは!皆さまは、この三連休どうのように過ごしましたか?
わたしは、大好きな地元静岡でゆっくり過ごしました♪
さて、今回のテーマは、静岡・・ではなく「熊本」です!
わたしと同じように、地元が大大大好きな「熊本出身なべモン」に、おすすめの本を教えてもらってきました!!
地元っていいですよね・・それでは皆さま、ご覧ください♪

 

こんにちは!「くまモン」で有名な熊本県から上京して参りました、「なべモン」と申します。文芸社のゆるキャラを目指しています。私は広報部に所属し、主にメディア対応や書籍の宣伝を行っています。そんな日々の業務の中で、「くまもと」というワードにはやたら敏感に反応してしまう、そんな熊本を愛する者です!そこで今回は、ジャンルは違いますが、熊本出身・在住の方が書かれた書籍を2冊ご紹介したいと思います。

 

≪楽しく歴史を学べる一冊!≫

松寿庵先生江戸咄

松本 寿三郎・松下 康惠(2015/4 文芸社)

熊本日日新聞の夕刊で好評連載されていたコラムが文庫化されたものです。見本が届いたとき、帯にくまモンのイラストが使用されているため、思わず手に取りました。歴史好きの「れき女」が、元熊本大学教授の「松寿庵先生」を師匠に、江戸時代の熊本の歴史を学んでいきます。私はもともと歴史が苦手なのですが、二人の軽快なやり取りで面白おかしく書いてあり、リズムよく読む事ができました。熊本の歴史だけでなく、当時のお侍さんの給料や庶民の生活、階級、お盆についてなど、様々な視点から楽しく学べる一冊です。

 

≪母が綴る、息子の奇跡と家族のきずな≫

和典 おかえり

谷岡 ちづる(2013/11 文芸社)

幼いころから好奇心旺盛でやんちゃだった和典くんは、十七歳で交通事故に遭い、不自由な体になってしまいました。強い意志を持ってリハビリに挑み、何度も心が折れそうになりながらも、奇跡的な回復を遂げました。家族や周囲の人に支えられながら前向きに生きていく和典くんの姿を、一番近くで見守り続けた母が綴っています。子育てへの強い信念と、子供の可能性を信じて諦めない母の思いがたくさん詰まっていて、何度も涙がこぼれました。
誰だって、いつ何が起こるか分からない。当たり前に過ごすことのできる一日一日に感謝しなければいけないと感じました。 

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